腐ってやがるな、世の中も、俺も

最近のニュースは怒りを誘うという意味でくだらない事が多い。

 
■イレズミを消す女たち
気軽に入れ墨を彫り、それが邪魔になるから消そうとして激痛や後遺症を伴う。

……馬鹿じゃないのか?
そもそも『なんとなく』で入れ墨を入れるなと言いたい。
取材してる人の中には元カレに入れて欲しいと言われたらしい。
その男、同じ男として殺意すら覚える。
こんな奴はクズだ。
……こいつもイレズミの影響をわかっちゃいない。


どいつもこいつも自分がする事柄について無知な奴が多い。
全部を知れとは言わない、それは俺にも無理だから。
けれど、自分の身体を弄る事については少しは『知ろう』として欲しい。
極端な事を言えば肉体改造だからな。


ニュース見てる上で彫り師が消せますよっとか言うらしいが……嘘だよ、商売だからな。
中には誇りを持った彫り師もいて、そんなことは言わないんだろうな、なんて妄想。



■路線バスの危険?
時代の余波というか、社会が生み出した害悪とも言える。

バスのダイヤってのはうちら利用者から言うと時刻表。
その時刻表を守る為にスピード違反をしたりして急ブレーキになり、怪我人続出というもの。


これだけ見ると、バスの運転士が悪いと思えるが、それには背景があった。



運転士の休憩時間は“ダイヤ通りに到着し、次の発車時刻までの間”である。
この休憩時間は、連続運転に集中力散漫等を防ぐ為のもので、法律だったかな、にも定められている。
 
 
ここで注目して欲しいのがダイヤ通りという点。
このダイヤは会社が定めたもので、運転士はそれに従って給料が決まる。
ところがこのダイヤ、制限速度を守った場合、物理的に無理な時間なのだ。
取材陣が“バス停に一切止まらず制限速度を維持して走った”事からも言える。
(時間帯を変えて十数回走ったにも関わらず、一度もダイヤ通りに走れなかった)


つまり、人件費削減のために会社が起こした事故とも言える。
しかし、事故を起こすのは運転士本人なのだから、会社は責められない。
……腐ってやがる。
 
 
ダイヤ通りに走らないと休憩がとれず事故を起こしやすくなる、ダイヤ通りに走ろうとすればスピード違反で事故のリスクは高まる。
更にバス運転士の研修では、普通に走ってはダイヤ通りに運行出来ない為、スピード出せ!と指示されるらしい。
……ふざけてんのか?
 
 
そんな厳しい環境に辞める人も後を絶たないようだ……が、それにより人手が足りず、さらに仕事環境は厳しいものとなる。
最近よく見るバス運転士募集はそういう事なのかもしれないが、新たな人件費を割くぐらいなら、今の給料を上げてやれと私は言いたい。
地元のバスは本数が減ってしまったが、この現実を見れば納得してしまう。




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どいつもこいつもクズばかり。
もちろん俺自身も。


けれど、俺の周りは少なくともそんな奴はいない。
というより知らん。
そんなのを見たら先に手が出るがな……
 
 
 
一つ、神なんてものがいるなら、感謝したいことは……友人に恵まれたことか。


そもそも神なんぞ信じないがな。
『様』をつけるのもごめんこうむる。
しいて言うなら、神ってのは自身の中にあるもので……って、話がそれまくりだな(笑)



んじゃ、この辺で。